新制度、全量買取制度とは
2012年7月1日からスタートする、再生可能エネルギーの「全量買取制度(固定買取制度)」とはいったいどのような制度でしょうか。
電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法案
再生可能エネルギー源(電力・風力・水力・地熱・バイオマス)を用いて発電された全ての電力を、一定期間・一定の価格で電気事業者が買い取ることを義務付ける制度。
この制度は、みんなで日本の再生可能エネルギーを育てることを目的とした制度です。 太陽光・風力など再生可能エネルギーによって発電した電力を、電力会社に一定期間、一定の価格で買い取ってもらい、再生可能エネルギーの導入拡大を進めることがねらいとされています。
全量買取制度の概要
◎ 余剰電力買取制度(太陽光発電)
※2012年6月30日まで
◎ 全量買取制度(太陽光発電)
※2013年4月1日〜2014年3月31日
全量買取制度のメリット
- ◎ 太陽光発電システムの発電容量が10kW以上で全量買取制度が適用されるため、小規模でも効率よく初期投資費用の回収が可能になります。
- ◎ 企業や事業所、環境に配慮したエネルギーを使用することで、発電した電力を買電価格よりも高く売電できるので初期投資費用の回収の短縮になります。